イベント

情報科学研究科基盤研究公開セミナー開催のお知らせ

2010年6月25日

7月31日(土)に情報科学研究科基盤研究公開セミナー「物理学と情報科学の接点:量子情報と渋滞」が開催されます。

●概要

  • 開催日時:平成22年7月31日(土) 13:30~16:00
  • 開催場所:中央図書館5階多目的室
  • 受講料:無料
  • 定員:100名

●講座内容

「不確定性原理は、超高速コンピュータと絶対に安全な暗号を可能にする」
講師:小澤正直教授

量子の世界は、あらゆる物質が波でありかつ粒子であると言う不思議な世界であり、不確定性原理は、量子の世界の基本原理です。最近、この不思議な世界を利 用して情報を送ったり、処理することで、これまで不可能と思われていたことを可能にできることが明らかになってきました。この講演では、現在インターネッ トで使われている暗号をたちどころに解読してしまう脅威的な量子計算機や、それに対抗して開発された絶対に安全な量子暗号について紹介します。

「渋滞はなぜ発生するのか?-渋滞形成の数理と実証実験-」
講師:杉山雄規教授

なぜ渋滞は発生するのか?この素朴な疑問が、自己組織化現象の科学として説明されたのは、 1990年代半ば、ごく最近のことです。車の運転において、自分の前方を走る車の動きは常に注意しますが、後方は時々しか見ません。このような非対称性は 物質科学の世界ではあまり例を見ませんが、人間や生物が関与する世界では普通に存在し、その結果広い意味での”渋滞”と同様の現象がいろいろな場所で見ら れます。このような内容を、実験やシミュレーションを交えて解りやすくお話します。

お申込み・お問い合わせ
こちらをご覧ください。
http://www.nagoya-u.ac.jp/international/open-lecture/2010-is1.html?keepThis=true&TB_iframe=true&height=500&width=800

申込締切:平成22年7月16日(金)

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