イベント
ホームカミングデイが開催されました
2013年11月15日
ホームカミングデイは、卒業・修了生、在学生とそのご家族、地域の方々等に、本学の教育・研究の活動状況や優れた研究成果を紹介するとともに、教職員との交流の場を提供し、本学の取り組みを理解してもらうことを目的とした行事です。
情報文化学部では、学部学生の保護者、入学希望者の保護者等の対象企画行事として学部紹介を行いました。
司会:北英輔教授
1.学部長挨拶 神保雅一教授
神保学部長から情報文化学部について紹介がありました。情報文化学部の特色として文理融合が挙げられ、「既存の学問領域では解決できない問題を解決するために、文理融合型の知性を身につけ多様な分野を結びつける汎用力のある人間を育成することを目指している」ことが説明されました。
2.学部出身大学院生による講演 環境学研究科博士課程1年高橋知世さん
情報文化学部の卒業生で現在名古屋大学大学院環境学研究科に博士課程学生として在籍している高橋知世さんが「美しさと心理学」というテーマで研究内容を発表しました。刺激に対して脳が美しいと感じる情報処理の仕組みを研究している高橋さんは、同一の内容のWEBページでもフォントの種類やサイズ、ページの濃淡によって感じられる美しさの度合いが異なるという実験から知覚的流暢性と美しさの関係を説明しました。また、美しいものを使いやすいものと捉える美的ユーザビリティ効果をATMの操作パネルを用いた研究事例を通して紹介しました。高橋さんは「美しさと心理学」の研究を芸術や広告などのデザインだけでなく都市計画・空間設計にも応用して社会貢献することを目指しているとのことでした。
3.情報文化学部の教育・進路 北教授
各学科及び各系の説明のあと、カリキュラムと専門科目、卒業要件単位についての説明がありました。次いで学部の設備の紹介、最後に就職や進学についての説明がありました。
4.情報文化学部生の学生生活 在学生・卒業生(大学院生)
情報文化学部を卒業した大学院生を含め、情報文化学部生による学部紹介をしました。情報文化学部に入学したきっかけや現在の研究内容、今後の目標など、情報文化学部での生活を話しました。
5.保護者との質疑応答・アンケート
最後に質疑応答があり、今回は特に大学院進学についての質問が多くありました。情報文化学部の教員が所属する大学院として環境学研究科と情報科学研究科があることなどが説明されました。
また、アンケートでは、「学部での学習内容が分かって良かった」などの感想が寄せられました。
参加してくださった皆様、情報文化学部の教育・研究についてご理解いただけたでしょうか。
当日は少雨で足元の悪いなかご来場いただきありがとうございました。