イベント
オープンキャンパスが開催されました
2014年10月6日
8月8日(金)、IB電子情報館大講義室にて、2014年度情報文化学部オープンキャンパスが開催されました。当日は各地より多くの受験生に参加していただき、講義室はほぼ満席となりました。
神保学部長による学部紹介、自然情報学科の氏原先生・社会システム情報学科の増沢先生によるミニ講義のあと、参加者から在学生・卒業生への質疑応答、学部施設の見学が行われました。
ミニ講義1 氏原 温 准教授 「ものと情報の関係」
博物館において、従来は説明パネルや画像を用いて展示されているものの説明がなされていた。しかしその問題点として、情報を伝えるにはパネル等だけでは限界があるのではないか、一通りの順路に沿って回らないとテーマが学べないのではないか、などが考えられる。こうした問題の解決策として、ICTを活用した展示が挙げられる。小型情報端末を用いた画像や音声での情報提供、IPSを使った自動解説、AR画像の提供などが具体的な例として説明された。
ミニ講義2 増沢陽子 教授 「化学物質の国際規制と日本」
環境法に国境はあるのだろうか、という問いに始まり、水銀に関する国際規制の動向と日本の課題に関しての講義がなされた。将来の人類にとって望ましい環境を保つための規制を考えていくなかで、高校化学で扱う化学記号も多く取り扱われ、多くの受験生にとっては身近に感じられる内容であったのではないだろうか。
懇談会
質疑応答の一部を紹介します。
Q. パソコンがあまり得意ではないですが、プログラミングはできるようになりますか。
A. C言語とJavaを勉強しますが、やってみると楽しくて習得できるので、高校から始めていなくても大丈夫です。
Q. 異なる学科の授業を履修できますか。
A. もちろん可能です。毎年多くの学生が学科や学部を超えて講義に参加しています。
Q. 教職科目を履修する人は多いですか。
A. 取得単位が増えることもあり履修する人はあまり多くありませんが,がんばっている人もいます。
Q. 情報文化学部の「よさ」を教えてください。
A. 文理の隔たりがないところや仲の良さ、学生が集うことのできる施設の充実など、「学習」という観点以外でも魅力はたくさんあります。
Q. 留学について教えてください。
A. 短期留学、交換留学、私費留学、より専門性の高い留学などのいくつかの方法があります。大学を通して留学すると留学費用の一部を負担してもらえる場合もあります。
施設見学
最後に希望者を対象に、グループに分かれて学部の施設を見学しました。
参加された皆様、お疲れ様でした。情報文化学部への理解を深めていただけたら幸いです。
ご来場いただき、ありがとうございました。