インタビュー

全力疾走したその先に見えるもの(2)
学部長、情文を語る―情報文化学部長 川口 潤

2010年8月17日

kawaguchi_profile

川口 潤(かわぐち じゅん)教授

本年度から情報文化学部の学部長に就任された川口教授。

今回は、教授がお考えになっている情報文化学部の

魅力や、情文(情報文化学部)への思い、

教授から見た情文生の姿について

語っていただきました。

―情報文化学部の魅力とは、どんなところにあるとお考えでしょうか?

いろんな分野の先生が揃っているところ、文理関係なく様々な学問を学べるところが魅力だと思うなあ。そういった幅広く学ぶということが、研究をしていく際、更には社会に出た時に役に立つんだよね。

情文のカリキュラムは一見「広く浅く」に見えるかもしれないね。でも、ある特定の分野だけしか知らないとそれ以上伸びないので、様々なことを学び、その中から興味を持ったことを深めていくというチャンスを与えるという意図があって、ここのカリキュラムは組まれています。

また、全く知らないことを後になって始めようとするととても敷居が高いと感じてしまうけれども、少しでもかじったことがあると、勝手がわかったり、敷居が低く感じられる。ちょっと入り口だけでもやっておくと、そういった話を聞いたときにすごいものはすごいとわかるし、すごくないものはすごくないとわかる。そうやって客観的に見る目が養われていく・・・そういうことを狙っています。

「人類生存のための科学」という授業は、ここ(情報文化学部)でやっていることは将来役立つんですよ、ということを伝えようとして作った科目です。例えば、あと5年のうちに今ある技術を組み合わせて新しい何かを作ろうという時には、専門的な技術について詳しいことは当然として、関連した事柄をどれだけ知っているかが重要ですね。そういったことを学べる点が情文の特徴だし、うまく活かしてほしいと思います。

―先生から見た情文生とは?
川口 潤 学部長

基礎力は十分あるので自信を持ってください、というのがひとつ。あとはみんな真面目な感じがする。もうちょっと外に出てみたらいいと思う。名古屋の外とか海外とか。外を経験するチャンスがある時は経験してみてほしい。情文の学生の人は、基礎力が非常に高いので、専門の勉強に入ってからちょっとハードル高いことを要求してもできるとこがいいよね。

幅広く学ぶというカリキュラムであるから、確かにアイデンティティは作りにくいね。でも、1・2年の間ははっきりしなくても、後でわかってくればいいのではないかな。それに、他学部の学生が1年のときからみんなアイデンティティをしっかり持っているかといえばそうでもない。そんな無茶苦茶心配することはないと思うよ。人間はこれは何、これは何、というのをはっきりしたがる傾向があります。その方が脳への負荷が少ないからね。皆さんには、情報文化学部のアイデンティティを持って頑張ってくださいといいたいですけれど、実際にはそう簡単にできるものではないので、あれが面白そう、これが面白そう、というようにいろいろ悩む時期があっていいと思う。面白いことを探していけるようにいろんな出会いを学部は用意している。未来は誰にも読めないので、自分がこれぞと思うことをやっておけば悔いは残らない。(続く)

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