学部長からのメッセージ

文理の枠を超えて

2010年4月1日

学部長 川口 潤

情報が,地域や国境,文化の壁をこえて瞬時に伝わるようになっている現代社会では,何が「本当の」情報かを見極める力が必要です.さらにその情報を適切に利用できるか,その情報をもとに深く考え,新たな「正しい」情報を発信できるかが重要となってきています.

このような力を身につけるには,ある一領域のみの知識では十分ではなく,幅広いかつ専門的な知識が求められます.情報文化学部では,そのために,すべての分野を学ぶ人を対象に情報の扱い方の基礎を提供するとともに,それらが将来的にどのような意味で人間社会に役立つかについて考える教育を行っています.問題を解決しようとするときには,文系・理系どちらであれ解決に必要な手法を知っていて使えることが重要です.情報文化学部は,従来の区分でいえばいわゆる文系と理系の両領域の教員が教育・研究を行っている学部ですが,その領域は幅広く,皆さんには各領域について学ぶとともに,文理という枠を超えた視点にたって対処する力を蓄えてほしいと考えています.そのような力を持った皆さんこそ,様々な壁を越えて瞬時に伝わる情報にまつわる問題の解決に貢献することとなるはずです.


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