イベント
オープンキャンパスを開催しました
2010年9月30日
8月12日(木)、IB電子情報館大講義室にて2010年度オープンキャンパスを開催しました。
当日は250名ほどの高校生の方々が参加されました。
川口学部長による学部紹介、自然情報学科の永峰先生・社会システム情報学科の高橋先生によるミニ講義の後、在学生・卒業生をまじえての懇談会、学部施設の見学が行われました。
●永峰康一郎 准教授によるミニ講義「コンピュータと誤差――コンピュータを過信するな」。
この講義では、実際にみなさんに電卓による計算結果の誤差を体験してもらいながら、コンピュータが出す計算結果には正確ではないものも含まれるということを学んでいただきました。スライドを使った説明でとてもわかりやすかったのではと思います。
●ミニ講義2つめは、高橋誠 教授による「インド洋大津波から何を学ぶか――災害を総合的に考える」。
2004年12月26日にインドネシアのスマトラ島沖を震源として起こった超巨大地震。インド洋沿岸に大津波が発生し、約25万人が犠牲になりました。この講義では、名古屋大学の調査団が5年間にわたり行ってきた調査の結果の一部を紹介しながら、私たちがこの悲劇から何を学ぶべきかということについて考えました。
●懇談会では、参加者からよせられた質問に、情報文化学部の在学生・卒業生が回答しました。いくつか紹介します。
Q. パソコンは何台くらいあるのか?
A. 学部に約100台、大学全体に約1500台。
Q. パソコンが苦手だが、そういう人でもやっていける?
A. 苦手な人も多いし、授業では丁寧に教えてくれる。心配しなくても大丈夫。
Q. 授業形態はスライド形式ばかりなのか?
A. 形式はさまざま。板書する先生もいる。
Q. どの系に行くかは初めから決めていないといけないのか?
A. そんなことはない。1・2年生の間にじっくり考えればよい。
Q. 自然情報学科と社会システム情報学科の授業内容の違いは?
A. 1・2年次では共通のものも多いが、3年から専門性が増し大きく異なってくる。
Q. 理系でも社会システム情報学科を受験できる?
A. できる。実際に受験した人もいる。
Q. 就職に有利と聞くが、具体的には?
A. めずらしい学部なので興味をもってもらえる、というのは確かにある。
●最後に、希望者を対象に学部施設の見学を行いました。
参加されたみなさま、楽しんでいただけたでしょうか。情報文化学部についてより興味をもっていただけたら幸いです。
ご来場いただき、ありがとうございました。