イベント
オープンキャンパスが開催されました
2015年11月26日
ミニ講義1
「素因数分解の意外な使い道」(西村治道教授)
素因数分解は日常生活で使う場面はあまりなく、それについて勉強をしてもあまり意味がないと思ってしまう方もいるのではないでしょうか。実際、素因数分解の考え方はRSA法というインターネット上でのデータの管理に役立っています。この講義では素因数分解を例に、高校までで学ぶことを大学で掘り下げて研究し、その研究が社会に貢献することができるということを紹介していただきました。
ミニ講義2
「社会を見る目が映し出す『文化』の姿」(唐沢穣教授)
文化と心理学の関係について、実際の実験の紹介を通してわかりやすく、かつ高校とは違う専門性をもって講義がなされました。世間一般の人が想像する心理学のイメージと、実際大学で扱う心理学がどのように違うのかが体感できた講義でありました。実際の研究の一例と自分の持っている学問のイメージを比較することで、大学に入ってどのような学問を扱おうか改めて考えるきっかけになったのではないでしょうか。
懇談会
在校生・卒業生から学生の目から見る情報文化学部について紹介がされました。以下に質疑応答の一部を紹介します。
Q:サークルと勉強の両立は可能でしょうか?
A:両立している学生は多く、それに加えてアルバイトを行っている学生もいます。
Q:英語の授業はどれくらいあるのですか?
A:必修の英語の授業に加えて、「情報文化英語セミナー」という情文独自のものがあり、英語の勉強はたくさんできます。
Q:授業はパソコンを使った授業が大半なのでしょうか?
A:必修科目でプログラミング言語を学ぶために使うことなどがあります。パソコンを扱うことが苦手な人も心配する必要はありません。また。情文の専門の科目以外の授業で課題を、インターネットを通じて提出することが多いが、授業で使うことはほとんどありません。
Q:社会システム情報学科の心理システム系ではどのようなことを学べるのでしょうか?
A:社会心理学、臨床心理学、認知心理学の3つがメインですが、研究室に配属された後はその3つの型にとらわれずに研究を行うことができます。
Q:マスコミ系の企業に就くことはできるでしょうか?
A:情文からラジオ局やテレビ局に就職している卒業生はいますが、情文に入ったからと言って必ずしもマスコミ系に就職できるとは限りません。
施設見学
最後に希望者を対象に、グループに分かれて学部の施設を見学しました。